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第4回 節税中心の会計で良いのか?


よくお客様から「節税のために何か良い方法はありませんか?」というお話しをされる。

特に決算が近づいてくると、節税の話しが多くなる。

私も税理士であるため、納税者の方の税負担を軽くしたいと思い、節税の提案をすることはよくある。

代表的な節税策を中心に顧問先に合った対策をしているつもりだ。

節税する際に、お金の支出をして経費となり節税する方法とお金の支出をせずに節税する方法とがある。

圧倒的に多いのが、前者のお金の支出をして経費となり節税する方法だ。

確かにこの方法は、経費となる金額が多くなるため利益が少なくなり、税金は少なくなる。

しかし、お金の支出を伴うため、節税しない時に比べ、実は出て行くお金が多くなる。

 

具体的にはこうである。

<節税前>

税引前利益    100万円

税金(仮35%)  35万円

税引後利益     65万円

この場合、税金35万円の支出となる。これにお金の支出を伴う30万円の経費分の節税を行った場合は次の通りだ。

 

<節税後>

税引前利益    100万円-30万円=70万円

税金(仮35%)  70万円×35%=24.5万円

税引後利益     70万円-24.5万円=45.5万円

この場合、税金は24.5万円と節税前に比べ安くなる。しかし、経費の支出も伴うので、合計30万円+24.5万円=54.5万円のお金の支出を伴う。

 

上記の例のように節税をすると税金は安くなる。しかし、出て行くお金が多いのは、節税した場合なのだ。

これを理解した上で、節税するのと、知らないでただ税金のために節税するのとでは全く今後の経営に与える影響は異なる。

なぜなら、節税を過度に何年もやりすぎると会社にお金は貯まらない。何年後かに経営が苦しいときにお金がないという事態を招く危険性もあるのだ。

「税理士が節税するなって言うの」と思うかもしれない。私はそうではなく、過度な節税はせず、税金をコントロールしながら節税するのがベストだと思う。私も税金を多く払いたくないという気持ちはよくわかるので。

また、節税の中には、支出を伴わない節税もある。そういったものを活用しながらやれれば良いと思う。いろんな考え方があるが、どちらにせよ考え方だけは理解して頂きたい。



                                                                                執筆者:税理士 下向 祥悟

 

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