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第7回 引当金処理をしよう②


前回に引き続き引当金について書きたいと思う。

消費税の引当金以外にどのようなものを引当てておいた方が良いであろうか。

引当する理由は、決算など一括で経費処理するのではなく、毎月経費として積み立てておいた方が、毎月の数字を把握する上で有用であるし、最終利益を事前に把握するのに役立つためである。

引き当てておかないと、ある単月で一括経費として処理されるものは、例えば次のようなものが考えられる。

・賞与

・保険料

・年払いの家賃

・年払いのリース料


賞与であれば、通常夏と冬に支払われるが、年の2月にしか計上されないため、支払う月は必然的に利益が少なくなったり、赤字となってしまう。

なので、前年実績等を参考に夏に支払う賞与を6等分して毎月に落とし込んでいく。すると、毎月計上しているため、毎月に負荷がかかり実際支払われる月の負担は減る。

これで、毎月の数字の把握はしやすくなるはずだ。

その他の保険料、家賃、リースも考え方は同様である。

上記の例以外にも業種によって、引き当てておくと良いものもある。

例えば、不動産賃貸業など不動産を多く持っている会社は固定資産税がかなり多くかかる。

それを毎月に落とし込むと毎月の数字の把握に役立つかもしれない。

業種によって、特性があるので会社によっていろいろ考えてみたらおもしろいのではないだろうか。

 


                                                                                執筆者:税理士 下向 祥悟

 

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