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数字の考え方を少しご紹介したいと思う。
例えば次のような決算書があったとします。
① 売上高 5,000万円
② 売上原価 2,500万円(50%)
③ 粗利 2,500万円
④ 人件費 1,250万円(25%)
⑤ 経費 1,000万円(20%)
⑥ 利益 250万円(5%)
現状では、原価は50%かかっている。
経費は、現状では20%かかっている。その結果、利益率は5%となっている。
では、上記の利益率を10%つまり利益500万円とするにはどうすれば良いだろうか?
売上はなかなか得意先の新規開拓ができないので、売上をあげるのは難しい。
原価は、少し値段交渉してみよう。2%削減(100万円)できそうだ。
人件費は1店舗で人を入れすぎているので、アルバイトの人を減らして2%削減(100万円)できそうだ。
経費は無駄なものを減らして1%削減(50万円)できそうだ。
実際は、こんなに簡単にはいかないが、当初の利益率5%から10%にすると聞いただけでは、無理だろうと思っていたことが、個々に当てはめてみるとなぜかできそうな気がする。
それぞれの利益構造を大きく見てから、小さく見て行くことで無理だと思っていたことが、できるんじゃないかと思えてくるのです。
是非御社の決算書を見直して頂ければと思います。
執筆者:税理士 下向 祥悟